究極の「守りの資産」と言われる金(ゴールド)。それを金貨として所有される方が増えています。
それはコレクションやプレゼントとしてだけではなく、投資目的での所有となることも多いようです。
美しく、貴重で、高い資産価値を持つ金貨・銀貨。
そんな金貨・銀貨はどのような手段で購入するのが良いでしょうか。
本記事では金貨・銀貨のお勧めの買い方や販売店、さらには簡単な金貨・銀貨の紹介やそれらを保有することのメリット・デメリットを紹介します。
金貨・銀貨の買い方 ~お勧めの店舗は~
金貨・銀貨を購入できる店舗は以下の様な選択肢があります。
1.地元の貴金属専門店
2.デパートや百貨店
3.金貨・銀貨専門店のサイト(オススメ!)
4.楽天・AmazonなどのECショップ
5.ネットオークション
この中で1番と2番、そして4番の選択肢はあまりお勧めできません。
実店舗では各店舗の人件費や警備費などが金貨・銀貨の価格に上乗せされており、本来の価値以上の金額を支払わなければ購入できません。
また楽天やAmazonなどのECサイトも、販売店が商品を出すための出店手数料が金貨・銀貨の価格に上乗せされており、割高です。
上記の場合、物によっては数十パーセントも割高になることがあります。
メイプルリーフ金貨 | ウィーン金貨 | カンガルー金貨 |
また5番のネットオークションについては、状態の良い物を安く購入できる可能性はありますがその保証は無く、最悪の場合は偽物を買わされる可能性すらあります。
できるだけ安く、確実に本物の金貨・銀貨を購入するのなら「金貨・銀貨専門店のサイト」から購入するようにしましょう。
例えば↓↓のサイトなどは品揃えも多くお勧めできます。
日本で購入できる金貨一覧はこちら。銀貨一覧はこちら。
現代金貨・銀貨とは
イーグル金貨 | ブリタニア金貨 | パンダ金貨 |
ただ単に金貨・銀貨と言った場合、現代では地金型金貨・地金型銀貨のことを指します。
これは世界各国(主に貴金属産出国)の造幣局から投資用に発行される金貨・銀貨で、日々の金相場・銀相場に連動した市場価格で売買することができ、少額からの購入に適しています。
地金型以外の金貨・銀貨としては、アンティークコインや記念硬貨等の収集型金貨・銀貨があります。
地金型金貨と収集型金貨の違いについては、以下の記事を参照して下さい↓↓
金貨・銀貨を保有するメリットとデメリット
干支金貨 | クルーガーランド金貨 | キャット金貨 |
この章では金貨・銀貨を保有することのメリット・デメリットを紹介します。
金貨・銀貨を保有するメリット
金貨・銀貨を保有することには投資や趣味の観点から大きく5つのメリットがあります。
・様々なデザインがありコレクションとして優秀
・換金性が高く、あなたの資産を減らさないコレクション
・他者からの理解や羨望を集めやすい
・高価な貴金属を比較的手頃な値段(サイズ)で購入可能
・絶対に価値が無くならない安全資産
特に重要なのは上から2番目の「換金性が高く、あなたの資産を減らさないコレクション」です。
金貨・銀貨の購入は、決して安い買い物ではありません。しかし購入してあなたの資金は減っても資産が減る訳ではありません。
金貨・銀貨を購入するということは、あなたが保有している資産の一部を「日本円」⇒「貴金属」に移動するということ、すなわち「投資」です。
その後、金・銀価格の変動により資産の増減は起こりますが、購入そのものによるマイナスは無いのです(手数料・送料等は除く)。
そしてもし日本円が必要になったら簡単に売却できます。金貨・銀貨はキズを付けない限り、中古だから安くなるということはありません。その時の金価格・銀価格で売却できます。
今後起こりうるインフレーションや日本経済の衰退に備え、今の内に資産の一部を貴金属に変更しておくことは、非常に賢明であると言えるでしょう。
この賢明は投資を、コレクションやプレゼント等と同時に実施できる点が金貨・銀貨最大の強みと言えます。
その他のメリットの詳細は当サイトのトップページを参照して下さい。
金貨・銀貨を保有するデメリット
金貨・銀貨を保有するにあたり、気を付けるべき点もあります。
・保管コストがかかり、盗難/紛失のリスクがある
・貴金属の購入手段として最安値ではない
金貨や銀貨の現物を保管するには、防犯等の観点から、できれば金庫等に厳重にしまっておくことが望ましいといえます。
それでも盗難・紛失のリスクを無くすことはできず、金貨・銀貨の保管には細心の注意を払う必要があります。
また、金貨・銀貨は美しいデザインが施されている分、金塊・銀塊をそのまま購入するよりは若干割高となります。
まとめ
金貨・銀貨の買い方は複数ありますが、最もコストが安くて偽物を買わされる心配がないのは金貨・銀貨専門店のサイトから直接購入する方法です。
贅沢なコレクションでもあり、賢明な投資でもある金貨・銀貨収集。
これを機に、是非お手軽に初めてみてはいかがでしょうか。