名称:万延小判(マンエンコバン) 発行年:万延元年(1860年) 品位:56.8% サイズ:36mm×20mm | |||
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表面 | 裏面 | ||
表面には「たがね」と呼ばれる畳の模様のような茣蓙目(ござめ)が刻まれています。 | 裏面中心には後藤家の家紋である「花押」が打印されています。 |
万延小判(姫小判)とは
万延元年(1860年)、江戸幕府から新たな小判が発行されました。
江戸時代には全部で10種類の小判が発行されますが、その中の最後に位置するこの小判を万延小判(マンエンコバン)と言います。
江戸時代の小判は最初の慶長小判がもっとも品質が良く、後に発行された小判ほど品質が下がっていく傾向があります。
特に最後の万延小判はサイズも小さくなり、「姫小判」や「雛小判」などと呼ばれました。
名称 | 発行 | 品位 | 量目 |
慶長小判 | 1601年(慶長6年) | 約85% | 17.76g |
元禄小判 | 1695年(元禄8年) | 57.4% | 17.76g |
宝永小判 | 1710年(宝永7年) | 84.3% | 9.33g |
正徳小判 | 1714年(正徳4年) | 84.3% | 17.76g |
享保小判 | 1714年(正徳4年) | 86.8% | 17.76g |
元文小判 | 1736年(元文元年) | 65.7% | 13.06g |
文政小判 | 1819年(文政2年) | 56.4% | 13.06g |
天保小判 | 1837年(天保8年) | 56.8% | 11.22g |
安政小判 | 1859年(安政6年) | 56.8% | 8.98g |
万延小判 | 1860年(万延元年) | 56.8% | 3.30g |
しかし現代に生きる我々からすると、だからこそ万延小判は他の小判と比べて価格が安く、手が届きやすいというメリットがあります。
万延小判の買い方
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