慶長小判(日本)とは

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
名称:慶長小判(ケイチョウコバン)
発行年:慶長6年(1601年)
重量:17.8g、品位:約85%
表面 裏面
表面にはござ目が刻まれており、上下に桐紋を囲む扇が、中央上部に「壹两」、下部に「光次」が刻まれています。 裏面は中央に花押が打印されています。

慶長小判(ケイチョウコバン)とは

慶長6年(1601年)、江戸幕府から慶長金銀と呼ばれる新たな金貨・銀貨が発行されました。慶長小判はその中の一つです。

江戸時代には全部で10種類の小判が発行されますが、慶長小判はその中の1番目であり、かつ特に品位が高く(※)長く使われた小判です。

※江戸時代の小判は金と銀の合金で作られています。ここで言う品位とは小判1枚に含まれる金の割合のことで、品位が高いほど金の割合が多く、価値が高いと評価できます。

名称 発行 品位 重量
慶長小判 1601年(慶長6年) 約85% 17.76g
元禄小判 1695年(元禄8年) 57.4% 17.76g
宝永小判 1710年(宝永7年) 84.3% 9.33g
正徳小判 1714年(正徳4年) 84.3% 17.76g
享保小判 1714年(正徳4年) 86.8% 17.76g
元文小判 1736年(元文元年) 65.7% 13.06g
文政小判 1819年(文政2年) 56.4% 13.06g
天保小判 1837年(天保8年) 56.8% 11.22g
安政小判 1859年(安政6年) 56.8% 8.98g
万延小判 1860年(万延元年) 56.8% 3.30g

この慶長小判と慶長大判、そして慶長一分判を総称して慶長金と呼びます。

慶長小判の買い方

慶長小判はこちら(大和文庫)で購入できます。

日本のメジャーな古銭一覧日本のお金について語るとき、江戸時代以前、江戸時代、近代、現代の4つに区別することができます。 この記事では、かつて日本で発行され...
<<永楽通宝 日本の古銭 慶長一分判>>
現代金貨一覧
現代銀貨一覧
日本の古銭
欧米の古銭
デジタルゴールド

現代金貨・現代銀貨もお勧め

投資や趣味としてコイン収集を行うのなら、古銭だけではなく現代も発行されている地金型金貨・銀貨もお勧めです。

地金型金貨・銀貨の良いところ

・金相場・銀相場に連動した価格で売買できる
・偽物を買わされる心配が少ない
・さまざまなデザインがあり、コレクションとしても最適
楽天市場で購入できる

難しい専門知識や本物を見極める目を持たずとも、純粋に美しい金・銀をコレクションできる現代金貨と現代銀貨。

特にコイン収集初心者の方にはこちらをお勧めします↓↓

2020年メイプルリーフ金貨裏面
地金型金貨の種類とデザイン一覧世界各国の造幣局から発行されている地金型金貨を紹介します。 地金型金貨を保有することはコレクションとしてだけでなく投資としても非常...
地金型銀貨の種類とデザイン一覧世界各国の造幣局から発行されている地金型銀貨を紹介します。 地金型銀貨を保有することはコレクションとしてだけでなく投資としても非常...