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金投資の方法・選択肢一覧
~個人におすすめの手法は~

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「守りの資産」と言われる金(ゴールド)は、上手に購入・保有することで、リーマンショックのような経済的混乱や個人的な投資の失敗時等に「あなたの財産を守る資産」として大きな力を発揮します。

世界情勢の変化やハイパーインフレーション、株安や紛争、テロなどが起こると株式や日本円などの通貨はその価値を大きく落とす可能性があり、最悪の場合は紙くずにもなり得ます。

しかし金は絶対に無価値になることはなく、むしろ上記のような際には価値が向上する究極の“安全資産”です。

価格の上下はあるものの、普遍的な価値を持つ金での投資をお考えの方に向け、今回は各金投資のメリットやデメリットなどを解説いたします。

金投資は儲かるか ~個人がゴールドを保有するメリットとデメリット~「守りの資産」と言われる金(ゴールド)は、上手に購入/保有することで、リーマンショックのような経済的混乱や個人的な投資の失敗時等に「あな...

金投資の選択肢一覧・比較表

5種類の金投資のメリット・デメリットを以下の表にまとめました。それぞれの詳細な内容についてはページ下部を参照ください。

必要資金メリットデメリット
金地金インゴット 数百万・所有感がある
コレクションにもなる
・Amazonやや楽天市場でで購入可能
・5年以上保有で減税される

・保管コストがかかる
・盗難リスクがある
金貨 10,000円~
純金積立1,000円~・小額から投資可能
・自動積立のため放置できる
・手数料がやや高め
金ETF
金投資信託
1,000円~・小額から投資可能
・手数料が安い
・自動積立ができる(投資信託のみ)
・金現物との交換不可
・自動積立でない場合、自分でタイミングを見て売買する
・金相場に関する知識が必須
金先物取引100,000円~・小額で大きな利益を出す可能性あり・借金を負う可能性
・中長期の投資には向かない
・金相場に関する知識が必須

金現物(金インゴット・地金型金貨)

金地金、すなわち金(ゴールド)の実物を保有するという、最もシンプルな金投資になります。

資金に余裕のある方ならば金インゴット(500g~1kg)を購入するのが宜しいですが、それでは数百万円の資金が必要となり、一般人向けではありません。

しかし、1万円程度から購入できる「地金型金貨」というものもあります。

ただ単に、「お金を銀行に預け、通帳に印字された数字で “価値” を確認する」という一般的な貯金や他の投資とは違い、「金(ゴールド)という現物を手元に置いておける」「好みの金貨をコレクションする」という、目に見える良さがある点が金貨の大きな魅力です。

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純金積立

純金積立とは、毎月一定の金額を積み立てて少しずつ金(ゴールド)を購入していく手法のことをいいます。

毎月いくらとご自身が定めた金額で、「純金を積立預金していく」というイメージですが、基本的に金現物が手元に来ることはありません。会社が適切に保管(購入履歴のデータ保存)をしておいてくれるため、保管する手間が不要というメリットがあります。

会社にもよりますが、多くの場合指定した金額になるよう毎日買付を行います。例えば毎月3000円分積み立てるよう指定した場合は、1ヵ月が30日であれば毎日100円分の金をその日の値段で購入していきます。

このように毎日一定金額分購入していく手法はドルコスト平均法と呼ばれ、長期間に渡って投資を続けることで購入単価を低く抑えられるというメリットがあります。

このドルコスト平均法はあらゆる投資で使われる手法ですが、今後、長い目で見れば価値が増大していくとされる金相場では特にメリットが大きいものです。

純金積立は投資の素人であっても、「守りの資産」である金(ゴールド)を安く購入し、確実に資産を築くために有力な手段であると言えます。

純金積立の証券会社の選び方・お勧めの証券会社はこちら

ゴールドバー
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金ETF・金投資信託

ETFと投資信託は、運用方法としてはほとんど違いはありません。ETFとは「Exchange Traded Fund (上場投資信託)」の略称で、証券取引所で取引される投資信託を意味しています。

金ETFとは、金を利用してさながら株式投資をするように運用する金投資の方法です。金の市場全体へ投資するもので、保守性の高い金投資の中ではやや積極的に利益を狙うものです。

非常にざっくり言ってしまうと、金を運用している会社に投資をするイメージになります。金そのものを保有することはできません。

株式のように、基本は「安く買って高く売る」ことで利益を狙いますので、金価格の変動や経済の動向を分析して売買の判断をする必要があります。初心者や金の需給に明るくない方にはやや敷居が高いかもしれません。

ゴールドバー
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金先物取引

金先物取引は、将来のある時点における金の売買を約束する取引のことです。将来のある時点で、ある数量の金を、現在の価格で取引することになります。

例えば、金の価格が5000円の時に将来購入すると約束すれば、将来価格が5500円になったとしても5000円で購入できます。一方将来価格が4500円になったとしても、5000円で購入しなければいけません。

すなわち、将来の金価格が上がるか下がるかを予測して売買を行う投資になります。

また、金先物取引を行なう場合、まず「証拠金」を預け入れ、レバレッジをかけた取引を行なうことになります。

預け入れた証拠金の何倍もの取引が可能なため、少ない資金で大きな利益を出す可能性がある一方、証拠金以上のマイナスが発生すれば借金となります。

金投資は基本的に安全な投資ですが、この金先物取引は非常にハイリスク・ハイリターンな投資であるといえます。

まとめ

金という安全資産への投資法5種を紹介しました。それぞれに特徴があり、資産への考え方により向き/不向きがあります。

金投資の初心者であれば、手軽に購入できる地金型金貨か、相場を見る必要のない純金積立をお勧めします。

有事の金」といわれるほど、経済環境に強い金は、所有しているだけで安心度が高まるというものです。是非、ご自分の考え方にマッチした金投資の方法を探し出してください。

必要資金メリットデメリット
金地金インゴット 数百万・所有感がある
コレクションにもなる
Amazonや楽天で購入可能
・5年以上保有で減税される

・保管コストがかかる
・盗難リスクがある
金貨 10,000円~
純金積立1,000円~・小額から投資可能
・自動積立のため放置できる
・手数料がやや高め
金ETF
金投資信託
1,000円~・小額から投資可能
・手数料が安い
・自動積立ができる(投資信託のみ)
・金現物との交換不可
・自動積立でない場合、自分でタイミングを見て売買する
・金相場に関する知識が必須
金先物取引100,000円~・小額で大きな利益を出す可能性あり・借金を負う可能性
・中長期の投資には向かない
・金相場に関する知識が必須
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