名称:ウィーン金貨(Austrian Vienna Philharmonic Gold Coin) 発行元:オーストリア造幣局(Austrian Mint) 重量:1トロイオンス、1/2トロイオンス、1/4トロイオンス、1/10トロイオンス、1/25トロイオンス 純度:99.99%以上(24K) | |||
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表面 | 裏面 | ||
表面・裏面共に、音楽の都ウィーン(オーストリア)を代表するオーケストラであるウィーン・フィルハーモニー管弦楽団をモチーフにしたデザインとなっています。 表面に描かれているのは楽友協会大ホール(黄金の間)にあるパイプオルガンです。 | 裏面のデザインはオーケストラで使用される管弦楽器。 中央にチェロが位置し、その周りにバイオリン、ビオラ、ハープ、ホルン、ファゴットがまるでブーケのように配置され、楽団の豊かな音楽性を象徴しています。 |
ウィーン金貨とは
ウィーン金貨、正式には「ウィーン・フィルハーモニー金貨」は、オーストリアの造幣局によって1989年から発行されている投資用金貨です。
音楽の都ウィーンにちなんだ美しいデザインが大きな特徴であり、高い信頼性、国際的な認知度などから投資家やコレクターにとって非常に魅力的な選択肢となっています。
以下では、ウィーン金貨の魅力と所有するメリットについて詳しく説明します。
ウイーン金貨の魅力
ウィーン金貨の魅力を3つ紹介します。
美しいデザイン
ウィーン金貨のデザインは音楽の都ウィーンの名を冠するだけあって非常に美しく、その芸術的なデザインは見る者の目を奪います。
表面にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の楽器で使われる6つの楽器が、裏面にはウィーン楽友協会の大ホールにある王号のパイプオルガンが精巧に刻まれています。
この美しい金貨はコレクションとしてだけではなく、特別な贈り物としても最適な選択肢となるでしょう。
名門ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン金貨は、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の名を冠しています。この名門オーケストラの名前がついていることで、金貨のブランド価値が一層高まります。
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は、1842年に設立されたオーストリアの首都ウィーンを拠点とする世界的に著名なオーケストラです。
創設以来、音楽の都ウィーンの伝統を受け継ぎ、最高水準の演奏を提供しています。毎年行われるニューイヤーコンサートやサマー・ナイト・コンサートは特に有名で、世界中のファンに愛されています。
ベートーヴェンやモーツァルトなどの名曲を中心に演奏し、クラシック音楽の普及に貢献しています。ウィーン・フィルハーモニーは、音楽の質と演奏技術で一流の地位を保ち続けています。
高い信頼性と安全性
ウィーン金貨は、オーストリア造幣局の厳格な品質管理と高い技術力によって製造されています。
造幣局の長い歴史と伝統に裏打ちされた品質保証により、偽造のリスクが低く、安心して取引することができます。
また、99.99%(24金)という高い純度もや重量も厳密に管理されており、信頼性が非常に高い金貨となっています。
投資としてのメリット
投資という観点から、ウィーン金貨を所有するメリットを紹介します。
高い流動性
ウィーン金貨は世界中で高い評価を受けており、その流動性の高さが大きな魅力です。
オーストリア造幣局の信頼性と金貨の高い純度により、日本を含めた多くの国際市場で取引されています。
購入後に急に現金が必要になった場合でも迅速に売却することが可能です。
資産としての価値保全
ウィーン金貨は純金で作られているため、インフレーションや経済不安定な状況下でも価値を維持しやすい安全資産です。
金自体が普遍的な価値を持つため、長期的な資産保全手段として非常に適しています。さらに金価格の上昇に伴う金貨の価値上昇も期待できるめ、資産形成の手段としても優秀です。
投資のしやすさ
ウィーン金貨は1オンス(約31.1グラム)の標準サイズから、1/2オンス、1/4オンス、1/10オンスなど、様々なサイズが揃っています。
資金に応じて少額からでも投資を始めることができ、初心者から経験豊富な投資家まで幅広く対応できます。
税制上のメリットと保管の容易さ
日本では金貨の売却益に対して非課税となる場合が多く、税金面でも有利です(詳細はこちら)。
また金貨はは小さいため保管も容易です。自宅や銀行の貸金庫に安全に保管しましょう。
物理的な実物資産としての安心感も大きな魅力の一つです。
ウィーン金貨の買い方
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ウィーン金貨の重量別データ
重量 | 重量(グラム) | 直径 | 厚さ | 額面価値 |
1 トロイオンス | 31.1 g | 37.0 mm | 2.0 mm | 100 ユーロ |
1/2 トロイオンス | 15.6 g | 28.0 mm | 1.6 mm | 50 ユーロ |
1/4 トロイオンス | 7.78 g | 22.0 mm | 1.2 mm | 25 ユーロ |
1/10 トロイオンス | 3.11 g | 16.0 mm | 1.2 mm | 10 ユーロ |
1/25 トロイオンス | 1.24 g | 13.0 mm | 1.2 mm | 4 ユーロ |
参考URL
オーストリア造幣局公式サイト
ウィーン・フィル・ハーモニック コイン
ウィーン・フィル・ハーモニックコインには、ウィーン金貨だけでなく純度99.9%のウィーン銀貨や純度99.95%のウィーン プラチナ貨などもあり、全て共通のデザインが採用されています。
ウィーン金貨ハーモニー | ウィーン・フィル銀貨 | ウィーン プラチナ貨 | |
表面 | |||
裏面 |
ウィーン・フィル・ハーモニックコインの歴史
1989年:ウィーン金貨(ウィーン・フィルハーモニー金貨)が初めて発行される。1オンスの純金(99.99%)で作られる。その後、1/2オンス、1/4オンス、1/10オンスのサイズも追加される。
1991年:1/2オンスのウィーン金貨が初めて発行される。純金で作られ、より多様な投資ニーズに対応。
1994年:1/4オンスのウィーン金貨が初めて発行される。これにより、さらに幅広い予算に対応するラインナップが整う。
1995年:1/10オンスのウィーン金貨が初めて発行される。小規模投資家やコレクターに人気のサイズとなる。
2002年:ユーロ導入に伴い、ウィーン金貨の額面表示がシリングからユーロに変更される。
2004年:1/25オンスのウィーン金貨が発行される。非常に小さいサイズで、手頃な価格で金貨を保有できるようになる。
2008年:ウィーン・フィルハーモニー銀貨が初めて発行される。1オンスの純銀(99.9%)で作られ、金貨と同様のデザインを採用。
2010年:銀貨の需要増加に伴い、造幣局は追加発行を開始する。また、2010年には1/2オンス、1/4オンス、1/10オンスの銀貨も発行開始。
2011年:20オンスのウィーン銀貨が発行される。大型コインとして特別な需要に応える。
2014年:1/25オンスのウィーン銀貨が発行終了。小さいサイズの銀貨の需要が減少したため。
2016年:ウィーン・フィルハーモニーのプラチナ貨が初めて発行される。1オンスの純プラチナ(99.95%)で作られ、金貨および銀貨と同様のデザインが採用される。
2017年:1/25オンスのプラチナ貨が追加され、小規模投資家にも対応するラインナップが拡充される。
2018年:ウィーン銀貨の20オンスサイズが発行終了。市場の需要に応じた調整が行われる。
2020年:10オンスのウィーンプラチナ貨が初めて発行される。特に大型投資家向けの新しいサイズ。
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